この法人は、活力あるふるさとづくりのため、様々な取り組みや事業を通じ、青少年健全育成や地域の安全・安心活動を実施していくとともに、母なる彦山川の河川環境向上活動など、田川地域の住民に対して、魅力あふれる地域づくりに関する公益的事業を推進し、もって田川地域の活性化に寄与することを目的としています。
福岡県無形民俗文化財第一号である「風治八幡宮川渡り神幸祭」みこしをかつぐ会を出身母体としたNPO法人です。当会はみこしをかつぐことで田川地域の活性化をしていこうという目的で設立された団体ですが、彦山川の景観維持活動や河川環境啓発事業、あるいは地域の歴史文化伝承活動を実施していく中で、任意団体では活動に限界があることから、平成26年12月に当会を母体とする「特定非営利活動法人 風治さつきの会」を設立しました。
風治さつきの会は、これまで実施してきた彦山川での水質改善活動、地域づくり活動、歴史文化伝承活動といったまちづくりの全てを統括しています。平成27年度からは地域と連携し、田川市立伊田小学校の児童による鮭の卵から放流までの命の営みの飼育観察と、これまで実施してきた竹炭投入による河川環境啓発の社会実験を行い、合わせて地域住民が小学校と連携し、子どもに対する新たな見守り活動と大人と子どもが関わりあうことによる次世代育成、小学校の空き教室の利活用活動も実施しております。